目次
概要
4月1日静岡県新入職員の入庁式で川勝平太知事は「実は静岡県、県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要がありますね」と職業差別とも受け取れる発言をし、問題となった。翌日の4月2日、再びテレビの前に立った知事は自身の問題発言の弁明をした後に、「6月議会をもって職を辞そうと思っている」と辞意を表明し、その後の問いかけに応じることなく、県庁をあとにした。
また、知事から「全体の趣旨を見てほしい」「問題発言かのように受け止められているのは驚いている」「マスコミによる切り取りだ」という発言もあった。
新入職員への挨拶全文は下記のリンクを参照してください。↓↓
https://www.fnn.jp/articles/-/679812?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
川勝平太(かわかつ へいた)知事とは
プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
氏名 | 川勝 平太(かわかつ へいた) |
生年月日 | 昭和23年8月16日 |
出身地 | 京都府 京都市 |
略歴 | – 昭和47年3月:早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業 |
– 昭和50年3月:早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了 | |
– 昭和60年10月:オックスフォード大学博士号取得 | |
– 平成2年4月:早稲田大学政治経済学部教授 | |
– 平成10年4月:国際日本文化研究センター教授 | |
– 平成19年4月:学校法人静岡文化芸術大学学長 | |
– 平成21年7月:静岡県知事 (4期目) | |
趣味 | 花を愛でる、ベートーベンを聴く、自然の中を散策する |
座右の銘 | 常在道場 |
主な政策
- 高校生までの医療費無償化を推進:静岡県に住んでいるすべての0歳から高校3年生までのこどもが、入院の場合は1日あたり500円、通院の場合は1回につき500円の自己負担で医療を受けることができるようになりました。
- 環境保護を重視した政策:静岡県の水源を保護する活動が大きいです。しかし、それが「リニア問題」の大きな弊害となっているのが現状です。
リニア問題 分かりやすく解説 何が問題か
日本の鉄道技術は、新たな里程標を目指しています。その象徴がリニア中央新幹線プロジェクトです。しかし、この先進的な鉄道プロジェクトは、静岡県の一部で大きな挑戦…
差別発言をする人物が県のトップに立ってしまうと、県民は不安となりますよね。国会にしても知事にしても、今の日本の投票制度自体に問題があるような気がしますね。
静岡県知事が辞職することで「リニア問題」も動く可能性が高そうです。今後の動向もチェックしていきましょう。
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